関連図の提出前夜はドヨ~ンとした気持ちになりますよね。
アセスメント仕上げたばかりの疲労が蓄積した体に関連図はキツイわよ!
教員は「明日の朝一に提出だから忘れないようにね」とか普通に言うけどさ..
関連図って書くの大変ですよね。ちなみに私は学生のとき大嫌いでした(笑)
- 関連図を書く意味を知りたい人
- 関連図の書くポイントを知りたい人
- 関連図を上手く発表したい人
5~6人の実習グループで一人ぐらい用紙にギッシリと埋め尽くす芸術的な関連図を持参してくる強者いますよね汗
こういう学生ってすごいけど、関連図に本当にそこまで必要なのでしょうか?
結論から言うと、私たちが目指すのはギッシリ関連図ではなく、根拠(原因)が分かる関連図です。
ある程度の記載量は必要ですが、それは手順を追って作業すれば必要十分な量になるので心配しないでくださいね。
今回は、教員・臨床指導者として看護学生の関連図を指導してきた経験から、関連図で意識してほしいポイントをお伝えします。
関連図の書く意味
皆さんが頑張って作成しようとする関連図ですが、書く意味を理解していますか?
関連図を作成するメリットを知ることで、作成時の注意点がみえてくるので初めに確認させてください。
- 患者の全体像の把握
- 看護問題の原因の明確化
- 看護問題の抽出
でも、関連図を書く最も大切な理由は、看護計画の短期目標設定と具体策を充実させるためなんです。
つまり、看護計画につなげるための関連図という意識を持って欲しいわけです。
看護計画につなげる意識を持つと、②の「看護問題の原因の明確化」が重要になるというのは勘の鋭い人ならわかると思います。
そうです。アセスメントの書き方で学びましたが、“原因”と“援助の方向性”は密接に関係していましたよね。
せっかく関連図を書くのに「看護問題の原因の明確化」ができていないと、看護計画に生かせないので、ただ関連図という辛い作業をやっただけになってしまいます。
そんな悲しいことにならないために、次の関連図の書き方をマスターしましょう。
関連図の書き方


●ここまでの関連図の書き方のポイントは2つ
- アセスメント項目ごとに関連図の配置を決める
- アセスメントで書いた「問題」「原因」「成り行き」を活用する
〈補足説明〉
①関連図の配置を決める際は、生理的項目と心理社会的項目をゴチャゴチャにしないで、
内容が近い項目同士を隣り合わせるようにした方が矢印を短く引けます。
②関連図を書く際は、問題に至る原因をできるだけ細かく書いてください。
化学療法➡♯感染リスク状態という書き方でも意味は分かるのですが、これだと看護介入
を考えた時に感染リスク状態の原因となった化学療法を止めなければならなくなります。
ですが、化学療法➡白血球減少➡免疫力低下➡♯感染リスク状態と記載していれば、
免疫力が低下している患者に対する看護介入を考えることができます。
手洗いや清潔な環境で過ごすなどの感染予防に関するTPやEPを看護計画として取り入れる
ことができますよね。
そして、関連図の書き方のポイントをもう1つ紹介させてください。
●関連図の書き方のポイント3つ目
- 看護計画にする看護問題のBOXには矢印をたくさん向けること
なぜ看護計画にする看護問題のBOXに矢印をたくさん向けた方が良いのか。
それは、看護問題に向けられた矢印が、その看護問題の原因になるからです。
原因を解消することで、看護問題は解決されますよね。
もっと突っ込んだ話をしましょう。例えば、看護問題が♯感染リスク状態だとすれば、看護計画の長期目標は「感染を起こさない」となります。では、短期目標はどうなりますか。大学や専門学校で「長期目標を達成するための短期目標」というように習っていると思いますが、このように漠然と考えても短期目標が思い浮かぶ人は少ないと思います。思い浮かんだとしてもこの短期目標が本当にこれで良いのだろうかと疑問に思う人が多いです。
看護問題を解決するには、その原因を解消または軽減するしかありません。看護問題の裏返しが長期目標なのですから、長期目標を達成するためには同じように原因の解消または軽減するしかないのです。
つまり、♯感染リスク状態の原因が、免疫力低下・低栄養・知識不足という3つなのであれば、短期目標は免疫力低下を補うために清潔な環境を整えることや、栄養状態を改善することや、感染予防行動の知識を習得することですよね。
このように、看護問題に向かう矢印が原因であり、短期目標になるということを覚えておいてください。もう短期目標で迷うことはなくなりますよ。

関連図の上手な発表
関連図を発表するカンファレンスで、司会から発表時間を10分、質疑応答を5分と言われていたのに気づいたら15分も発表し続けていた経験はありませんか。
せっかく頑張って書いた関連図もカンファレンスの場で上手く発表できないと、教員から患者の全体像を理解できていないと思われて評価が低くなってしまいます。
徹夜して書いたのに評価が低くなるのは嫌だよ!
大丈夫!評価を落とさない簡単な関連図の発表の仕方を教えるよ
関連図を発表する時は、コピーされた資料を渡されたら、看護問題ごとに患者から色分けしてラインを引いてください。
そして発表では、「重要だと考えられる看護問題から順に説明していきます。まず看護問題①について説明します」といって、ラインに沿って説明してください。
看護問題①が終わったら「次は看護問題②について説明します」というように繰り返しましょう。ラインに沿って話すだけなのでかなり時短になるはずです。
もし、発表中に持ち時間の10分が経過してしまったとしても、重要だと考えられる看護問題から説明してるわけなので、「看護問題として取り上げる可能性が高い看護問題は説明しましたので、これで発表を終わります」といえば大丈夫です。
おわりに
アセスメントの書き方がしっかりしていれば、関連図にもスムーズに取り組むことができます。ぜひ、今回の関連図の書き方を実践してみてくださいね。
少しでもお役に立てたなら嬉しいです。

最後に看護学生へおすすめのグッズを3つ紹介するよ🫠
ありがとう✨😸✨
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他のも教えてください🎵
次は、国家試験対策の参考書📚
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クエスチョン・バンクについては、最終学年で最新のものを購入するようにしてください‼️(最新の問題の傾向や統計データを把握する必要があるので)
レビューブックは実習や日々の学習に使えるので低学年から購入することをオススメします🫠
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まずは、レビューブックね‼️😸
最後は美容のお話よ🥰
私、実は毛深い方なのよ..😭
いきなりデリケートな話..🙀
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先生にもデリケートな悩みがあったんですね😳
ちょうど私も彼氏ができたのでお肌のお手入れ気になってました🥰
ちょっとアナタ💦
それは幸せな悩みっていうのよ..😑
私のとはちょっと違う🥲
